俺様のカゴの中

結局聞けずじまいだった雷さんの欲しいもの。



困りました…。



「なに考えてんの?」

「雷さんの誕生日プレゼント…」

「そうか、もう27か」

「うん。虎宇ならなにが嬉しい?」

「俺は誕生日来たら18だから車が欲しい~」



車なら持ってるもん…。



雷さんが好きなもの…。



お酒…?



「ねぇ虎宇、お酒に詳しい人と知り合いだったりしない?」

「酒ねぇ~…。留宇に紹介できるような人はいない」

「雷さんの趣味ってお酒しか思い浮かばない」

「いいんじゃない?いちばん喜びそう」



こうしてあたしは雷さんに内緒でお酒を探し始めた。



ネットで。



さっぱりわからなくて…助けを求めたのは成人男性。



「留宇ちゃん!?どうかした!?」

「急にごめんなさい。今、雷さんといます?」

「ううん、社長は今会議」

「内緒でお願いがあるんです!!」

「それって社長に殺される願い…?」

「誕生日プレゼントのお願いなんですけど…」

「ならいいよ、ヒマだし」



やった!!