俺様のカゴの中

次の日、ソラちゃんとの会話を思い出していた。



誕生日プレゼント…決まらなかった…。



これは本人に聞こうかな?



「雷さん、朝だよ~。チューするよ?」

「ん~…違う資料だ…深見…」

「んなぁ!?今のひどい!!あたしは深見さんじゃない!!」

「あっ、留宇…」

「深見さんじゃないもん…」

「深見…?あぁ、夢…か…。夢でまで仕事って…最悪な目覚めだ…」



起きあがった雷さんは何事もなかったようにバスルームへ消えた。



モヤモヤするぅ~…。



「留宇、コーヒーは?」

「ごめんなさいしなきゃあげない…」

「は?何に対してだよ」

「あたしに向かって深見って言った…」

「そりゃあ悪かった」



軽い謝り方…。



コーヒーを出してからふてくされるあたし。



そんなあたしの横に立ち、食べた食器を下げた雷さん。



「カワイイ顔が台無し」

「カワッ…」

「機嫌直ったか?お姫様」



キスとか…ずるい…。



大好き…。