俺様のカゴの中

ベッドの上で腹筋、床で腕立て。



あたしにはそんな筋力な~い。



「乗ったら潰れる?」

「潰れねぇ」

「座っていい?」

「あぁ」



恐る恐る雷さんの上に乗ると動かなくなった。



あれれ?



「腕立ては?」

「でき…ねぇ…。降り…ろ…」

「口だけだったね」

「うるせぇ…デブ…」



で、デブって言った…。



雷さんがデブって言った!!



「大嫌い…」

「ウソ。俺の筋力のなさに八つ当たり」

「嫌い~!!」

「なら今から留宇は嫌いな男に抱かれるわけか」

「はい!?なんでっ…?」

「最近カラダ鈍ってんだよ。運動しようか、留宇」



悪魔っ!!



ここに悪魔がいるっ!!



あぅぅぅぅ~…。



体力あるじゃん…。



「なんか言いたいことでも?」

「雷さんって…絶対Sだよね…」

「ノーマルだろ」

「そうなの…?」

「留宇が望むならいろんなことしてやるけど?」

「うん、大丈夫。オヤスミ!!」

「ククッ…オヤスミ」



溶けた…。