俺様のカゴの中

起きあがって膝の上に乗せると、すでに涙目。



信用ねぇんだな…。



スゲー誠実に留宇を好きでいんのに…。



「仕事やめりゃあ不安じゃねぇ?」

「ううん…」

「どうすりゃ信じられる」

「わかんない…」

「留宇」

「はい…」

「俺はお前しか欲しくねぇよ。信じらんねぇなら出て行け。俺が欲しいのは不安じゃなくて信頼だ」

「ごめん…なさい…」



またキツいこと言っちまった気がする…。



だけど留宇と築き上げて行きたい理想ってのは、そんなにすぐ崩れたりしてほしくねぇから…。



「開けていいぞ。元は留宇に買ったもんだ」

「でも…」

「お前が好きなピンクの石。これなら母ちゃんにもらったネックレスと合うと思って」



箱を開けた留宇に飛びつかれ、ホッと一安心…。



これで誤解解けたか?



「でもなんで…?」

「留宇がストライキした時に高宮に機嫌の取り方聞いた…から…」

「あははっ!!ごめんなさい!!」



笑い事じゃねぇよバカ…。



恥ずかしい…。