俺様のカゴの中

【雷】



定時で帰るなんて滅多にない。



でも留宇があことんな言ったからたまにはな。



「ただいま」

「おかえりなさいっ!!」



珍しく飛びついてきた留宇。



マジで欲求不満なのか?



ん…?



「どうした?髪…」

「長いのが好きだからエクステ着けたの!!パーマも少し…変?」

「変じゃねぇよ…」



カワイイからやめろ…。



俺のツボっつーか…急に大人っぽくなられても心の準備ができねぇっつーか…。



「ご飯にする?お風呂にする?」



それともあたし?とか言っちゃうわけ?



いやいや、俺はそんなこと教えた覚えねぇから…。



「それとも…」

「は!?」

「仕事…?」



あっ…そうか…。



持ち帰った4つのファイルに目をやる留宇を見てホッと一安心。



留宇がおかしなけと言い出さなくてよかったと思いながらただいまのキス。



実際俺的には留宇でもいいんだけど。



「風呂入ってメシ食って留宇食ってから仕事」

「あたし!?」

「あぁ、留宇」



その反応、相変わらずいい…。