俺様のカゴの中

言い過ぎたかとも思う。



理由も聞いてないんだから。



だけど俺には許せないこと…。



アイツが行かないと言ったんだ。



どんな理由があるとも、許さない。



家に帰り、疲れたカラダをベッドに沈めた。



ふざけるな…。



俺はまたひとりか…。



疲れてるのに眠れず、むしゃくしゃして飲みに出た。



久しぶりに向かった行きつけのバー。



「雷さん、開店前ですよ」

「かてぇこと言うな」

「特別ですからね。なに飲みます?」

「酔えるヤツ」

「雷さん酔わすのって至難の業なんですが…」



出されたドライマティーニを一気に飲み、次の酒。



もうなんでもいいからボトルで出せよ…。



「不機嫌ですね」

「そうか?」

「そんな飲み方しない人なのに」

「明日休みだから」

「酒より女にでも溺れてみたらいいのに」



女に溺れてんだよ。



それの結果がコレ。



死ぬほど飲んでやる。