俺様のカゴの中

【雷】



留宇をイジメまくってたヤツらがなぜかうちにいる…。



人数分のジュースを出してやったら誰も喋らない。



俺がいねぇ方が完璧にいいだろ…。



でもメシ行く前に片づけておきたい仕事がある。



ベッドルームには書類を広げるスペースがねぇからな…。



もうひとつの部屋には留宇の着替えや私物があって、さらに下着が干してあるため進入禁止になってる。



「俺に構わねぇで好きにしてくれ…」



パソコンをダイニングテーブルに移動させ、書類を開きながら仕事再開。



新島との一件以来、仕事は順調で業績は伸びている。



イタリアにワイナリーを設け、自社ブランドで発売するプロジェクト。



それが今いちばん大変な仕事だ。



イタリア語はやっぱり英語よりわからない…。



電子辞書片手に書類を読む。



現地での交渉は主に高宮の仕事。



俺は高宮のとってきた仕事にケチをつける役。



なので今は高宮がイタリアにいる。