俺様のカゴの中

教えただろ?



俺以外の男は野獣だって。



俺はそれ以上に留宇が欲しいわけだ。



よって、いちばん危険なのは俺かもな?



「雷さんっ…あぅ~…」

「もう痛くねぇだろ?」

「ぅん…」

「気持ちいい?」

「気持ちぃ…」

「素直でよろしい」



優越感に浸れる瞬間。



俺だけが留宇にこんな顔させられる。



俺だけの留宇…。



「エロい顔してんじゃねぇよ…」

「意味わかんなっ…」

「煽ってんのか?マジ…壊しそ…」



結局俺の欲望で支配する。



意識があるんだかねぇんだか…。



ベッドに座り、タバコを吸う俺の隣の留宇。



まだ寝かせる気はねぇのに。



「何時だと思ってんだよ」

「雷さんってエロオヤジ…」

「オヤジ…」

「雷さん、若くないんだからね…。アスカが言ってたもん、20代後半は普通1回くらいじゃない?って」



どんな話してんだよ…。



それに若くないって…。



「俺はまだ若いと思ってたんだけどな」

「若くない…」

「なら若いって証明してやるから覚悟しとけ」



後悔させてやる。