その足で向かった高宮との集合場所。



「お待ちしてました、社長」

「白々しい…」

「どうだった?女子高生に囲まれて」

「あぁ、最高に気持ちよかったな。本当に殺してやりたくなった」

「は!?何してきたわけ!?」



高宮には内緒だ。



一緒に入った久しぶりに来るクラブ。



ここも会社に吸収して楽に経営することにした。



「駿、待たせたな」

「待ってないよ~。飲んでたし」

「早いっつーの」

「で、コレが雷から任されてからの結果。ヒマつぶしには最適だった」

「このままお前雇いてぇんだけど…」



そうもいかねぇ。



駿にも仕事があるから。



「高宮、店長候補に数人あげとけ」

「了解しました」

「それと食品は全部うちのにする」

「はい」



あとはそのままだ。



ここから始まったから自分で手をかけなくなるってのは寂しいけど仕方ない。



「ご苦労だったな、駿」

「じゃあコレに雷は参加だな」

「キャンプ!?」

「社員旅行みたいな感じで。負担は藤間社長ですからよろしく~」



マジかよ…。