俺様のカゴの中

散々笑い物にされてから向かった学校。



さすがに俺ほど若い保護者はいなくて気まずい。



授業が始まっていて、静かに入った教室。



祐が気づいて俺に手を振ってきて目をそらした。



留宇の席の後ろが空いててそこに立ち、上からノートを覗くとちゃんと書いてる…。



関心、関心…。



「誰の兄貴!?」

「超カッコ良くない!?」



若いの俺だけかよ…。



それにしてもずいぶん荒れてる学校だな…。



こりゃあ選択ミスだ。



授業が終わってから振り向いた留宇の頭を撫でた。



「頑張ってんな」

「うん!!」

「で、お前イジメてるヤツはどれだ?」

「言うわけないじゃん…」

「言わないならここでものすっげぇキスすんぞ」

「へっ!?それはダメだよご主人様!!」

「朝の冗談真に受けんな…」



無理矢理聞き出した留宇をイジメてるリーダー格の女の顔。



同じクラスじゃキツいわな~…。



「なにもしない!?」

「しねぇよ。殴ったり蹴ったりはな」

「よかった!!」



あとは俺の仕事。