俺様のカゴの中

冷たいのかビクッとなるカラダ。



「腕もだな」

「暖めてから貼って!!」

「ヤダね」



ひどいとこだけに湿布を貼り、パジャマを着せて布団を掛けたらホッとした顔。



「雷さん…?」

「ん?」

「あたしは大丈夫だから心配しないでね?」

「そう言われてもな…」

「雷さんが頑張るから、あたしも頑張るの。絶対…負けないから…ね…」



カラダがしんどかったのか、スーッと眠ってしまった留宇の頭を撫でてから電気を消した。



リビングに戻り、やっとネクタイを外す。



ダイニングのイスにかけ、キッチンの中の冷蔵庫から水を取り出した。



メシが作られてる…。



電子レンジで温めた留宇のメシを食った。



鳴ったケータイをポケットから取り出すと祐の文字。



「あいよ」

「もしもし、雷さん!?」

「あぁ」

「留宇ちゃん…大丈夫…?」

「今寝かせた。何があった?」

「前から俺らに寄ってくる女共だと思うんだけど…留宇ちゃんに聞いても誰だか言わねぇし…」



頑固だからな、アイツ…。