俺様のカゴの中

【雷】



家に帰ったらソファーに横になってる白猫がいた。



パジャマ姿で小さく丸まって寝てる…。



今日から新しい学校に行ったわけだから疲れるのも無理はない。



「留宇、こんなとこで寝たらまた風邪引くぞ」

「あぅっ…うぅぅぅ~…」

「どう…した!?その顔っ…」

「ちょっとイジメられただけだもん…」

「はぁ!?ちょっとじゃねぇだろ!!」



唇切れてるし、目の下痣になってるし…。



カラダは!?



「立て」

「なんで?」

「いいから立て!!」



渋々立った留宇の長いパジャマを脱がせるとたくさんの痣。



こんな細いカラダになんてことしやがる…。



「いてぇか?」

「うん、カラダ全部痛い」

「誰にやられた?」

「たっくん達のこと好きな人達?よくわかんない…」



祐達を…?



アイツらに監視しとけって言ったのに…。



何のためにわざわざ同じ学校にしたと思ってんだよ…。



「大丈夫だよ?」



笑顔でそう言った留宇に心が痛んだ。