俺様のカゴの中

ドンッと肩を押されて壁にぶつかった。



痛い…。



でも負けないもん…。



「なんだよその目」

「暴力はいけない!!」

「この状況で何言ってもムダだってわかんない?あんたバカ?」

「バカですけど?」

「ふざけてんの!?やっぱりムカつく!!」



『留宇、イジメられたら勝つ方法教えてあげる。護身術っていうんだよ』



ありがとう、虎宇。



昔教えてくれたのが初めて役に立つよ。



「いった…なにすんだよ!!」

「離さなかったらどうなりますかね?」

「マジでふざけんな!!離せ!!」



横から飛んできた蹴りに少し飛んだ。



やっぱりこの人数には適うわけないよ…。



そこからは初めて受ける痛み。



誰にも殴られたことなんてないのに…。



「懲りたら祐達に近よんなよ?」

「たっくん達は…友達だからっ!!」

「生意気なんだよ!!」



これが庶民の学校…?



転校してきたのを後悔してるよ…。



だけどあたしが選んだ道だから…負けない!!