風呂?



夜メシ?



そんなのどうだっていい。



狂ったみたいに触りつくしてぇ…。



「おかしくなっちゃうっ…。もうヤダっ!!」

「俺に背中向けねぇほうが身のためだぞ?」

「んなぁっ…やぁ…」

「留宇の声、隣に聞こえてんじゃねぇの?それともわざと聞かしてんの?」

「意地っ悪ぅぅぅ~…」



もっともっといじめたくなって、どうしたらいいかわからなくなる。



男なんて俺だけ覚えりゃいいんだ。



他の男に触られたって感じねぇカラダにしてやる。



俺の触り方、俺の抱き方。



他は知らなくていい。



「雷っ…さんっ!!くぁっ…」

「このままひとつになれたらいいのにな…」

「なに?聞こえなかっ…んっ…」

「壊しそうだなって言った」

「そう…だねっ…。いつもと違うっ」

「その喋れる余裕、イラつく。喘ぎ声しか受け付けねぇって言ったろ」



こんな感情初めてで。



本当に留宇をカゴん中に入れてカギをかけてしまいたくなった。