俺様のカゴの中

そして大晦日、6個の食玩を大事に箱に入れ、やっと退院!!



「お世話になりましたっ!!」

「すっかり元気になったね。旦那さんに甘やかしてもらいなよ?」

「はいっ!!」



退院で~す!!



新年はおうちで迎えられる!!



乗り込んだ車の後部座席。



「ホント、嬉しそうだね」

「嬉しいです!!雷さん、洗濯とかしてたのかな?」

「してないと思うけど」



迎えに来てくれたのはヒマな高宮さん。



お家まで送ってくれるんだって!!



「社長に言われたんだけど」

「なにをですか?」

「留宇ちゃんに指一本でも触れたら社長室の窓から突き落とすって」

「あははっ!!」

「あれ、マジで前科ないの?絶対ひとりくらい殺ってるって…」



雷さんは基本優しいもん!!



そんなことしない。



「惚れてんね、留宇ちゃんに」

「高宮さんはいないんですか?好きな人」

「いるよ~。まぁ他の人を好きなんだけど」

「あっ、それって深見さんのことですか?」

「なっ!?」



当たったみたい。