2、3度頭をポンポンッと叩かれた後、コンビニの袋。



中にはいつもの食玩。



「今日はなにかな?」

「明日から他のシリーズだからな。洋食シリーズは俺が毎日買ったせいでなくなった」

「あっ!!エビフライ!!」



テレビの横に並べて眺める。



雷さんからのお見舞い…。



「今日は今から仕事?」

「まぁな。でも面会終わるまでいる」

「無理しなくていいのに…」

「してねぇよ」



ベッドの柵を下ろし、腰を下ろした雷さんにまたギュ…。



寂しくて泣きそう…。



「雷さんは寂しくないの?」

「寂しいわけねぇだろ。俺、大人だからな」

「意地悪…」

「優しくしてやるから早く帰ってこい…」



頭を撫でられながらのキスは大好き…。



もう大好きぃ~…。



「寂しい?」

「あぁ…」

「もう帰るぅ…」

「そうだな」

「年越しは一緒だもん…」

「ん、聞いてみるか」



早く退院したい。



雷さんと一緒に寝たいよ…。