俺様のカゴの中

とにかく薬を飲ませるか。



首の下に手を入れカラダを起こしても目を開けない。



「留宇、薬飲め」

「ハァ…なに…?」

「薬もらったから飲め」

「ん…お水…」



開いた口に錠剤を入れてやって水を渡した。



ゴクゴクと水を飲み、グラスを俺に渡してパタリ…。



「寝苦しいだろ。着替えさせんぞ」

「う…ん…」



また寝た留宇のドレスを脱がせた。



少し意識があるらしく脱がせるのに苦労はしない。



留宇のバッグから取り出したワンピースタイプのパジャマ。



袖も裾も長いからこれだけで大丈夫だな。



せっかく脱がせたのに着せるのは惜しい…。



それでも震え始めたのですぐ着せた。



頭の下に氷枕。



「気持ち…」

「寝ていいぞ。勝手に熱計る」

「おやすみ…雷さん…」



勝手に熱を計ると40度近くて。



どんだけ無理してたんだという怒りと、俺が無理させたんだという罪悪感。



「ごめんな…」



もっと早く気づけばよかった…。