俺様のカゴの中

部屋を暗くしてから出た。



支配人を探して1階へ。



「雷君?どうかした?」

「高宮、薬ねぇか?解熱とか風邪薬とか」

「一応市販のは置いてあるけど…まさか留宇ちゃん!?」

「おかしいと思ったら案の定」

「全然気づかなかった…。一式持ってくから部屋行っといて」



水をもらい、また部屋に戻った。



ベッドの上の留宇はまだ呼吸が荒くてほんのり汗が…。



タオルで汗を拭いてやるとドアがノックされた。



「はい、氷枕」

「助かる」

「これが解熱剤と体温計。タオルも多めに持ってきた」



高宮って何してもスマート。



ふざけてそうなのに真面目。



ベッドに寝てる留宇を興味津々で見てる高宮は絶対面白がってる。



「苦しそうなの、カワイイ~…」

「お前、完璧ドSだな…」

「そうだよ~。だから俺に着いてくる女っていない」

「へぇ」

「明日もヤバそうなら医者呼ぶから。そん時は言って」

「おぅ、マジで助かった」



襲っちゃダメだよと言って高宮が出て行った。