俺様のカゴの中

始まる前に招待客に挨拶しまくり、留宇を紹介した。



カワイらしい奥様ですねという言葉ばかり聞こえてくるも、新島の娘だったと言うことも広まってるわけで。



新島が敵であるのがほとんどなのでいい顔はされない。



「お父様はいらっしゃるの?」



ズバッとそう聞いてきたのはどっかの女社長。



どこだったかも名前も忘れてしまってる…。



「父とはもう関わらないんですよ」

「そうなの?手を組むって噂があったから」

「それは誤解です。それにもう、私は藤間の人間なので」

「すごいお嬢ちゃんね」

「とんでもないです、内田社長」



内田!?



なんで留宇が知って…!?



そうか、確か内田社長は家具屋だ。



ここにある家具全部は内田んとこの…。



ってか何で留宇が知ってんだよ…。



その後も留宇は他の招待客の名前を全部当てた。



「お前…会ったことねぇだろ…」

「招待客のリスト、深見さんに借りたの。雷さんに恥かかせたらヤダから」



涙ぐましい努力…。