俺様のカゴの中

ヒールの高い靴でいつもより目線が高い。



たまにはドレス姿ってのもいいかも。



中に入ると映画でしか見たことのないような豪華な造り。



大広間に行くと、招待客と料理が並んでた。



「立食なんだね」

「人数的にな」



寄ってきたのはスーツ姿の高宮と、先に来てた深見。



あれ?



雪山に行きてぇって言ってた秘書がいねぇ…。



「久しぶり、留宇ちゃん」

「お久しぶりです、高宮さん。深見さん、とてもキレイです…」

「留宇ちゃんには留宇ちゃんの良さがあるじゃん。何着ても人形みたい」



高宮は留宇を可愛がってるから…。



まぁ、マスコット的に可愛がってるからどうでもいい。



「社長、どう?」

「スゲーな。俺じゃできねぇ」

「おぉ、敬え」

「じゃ、しっかり挨拶しろよ」

「任せとけって」



俺は今日なにもしないから。



ただ食って飲んで寝るだけ。



「後で厨房行ってみる」

「紹介する、シェフ」



よし、挨拶するか。