俺様のカゴの中

わからなかったのかな!?



猛勉強してるから知ってるかと思ったら…。



「ごめんなさっ…」

「Ti amo…だったか?」



あっ、顔が熱くて…どうしよう…。



今の、言わせたあたしが恥ずかしい…。



「俺の語学力ナメんじゃねぇ」

「は、発音違うけどね?」

「そこは愛嬌でカバーするから問題ない」

「あり、ありが…ありがとう…」



クシャッと髪を撫でてくれた雷さん。



この手が大好き…。



早く抱きつきたいな…。



「温泉って知らない人と入るんでしょ?」

「露天風呂、部屋にもついてっけどな」

「雷さんと一緒に入るの?」

「入りてぇなら入ってやるよ」



また意地悪な…。



あたしが恥ずかしくて言えないってわかってるくせに…。



「ホント、雷さんって意地悪だよね」

「留宇をイジメんのは趣味だ。諦めろ」

「あたしも意地悪してやるもん…」

「やれるもんならやってみろ」



いつか意地悪してやる…。