俺様のカゴの中

カプッとカジった残り少ないクレープ。



おいしさが感じなくなっちゃった…。



「妬いてんの?」

「へっ!?」

「俺はお前だけなのにな?」



ズキュ~ン…。



あまりに嬉しすぎてクレープを落としそうになった…。



雷さん、大好きすぎて言葉にできにゃい…。



雷さんに愛されてる実感で溶けちゃう…。



本当に車を出した雷さんは高速に戻った。



「絶対あたしの方が雷さんのこと好き…」

「そうでもねぇだろ」

「雷さんも同じくらい好き?」

「教えてやんねぇ」

「意地悪!!」

「感じろよ、バカが」



いやいや、感じるだけじゃ満足しないこともあるんだよ、雷君。



女は言葉にしてもらいたい生き物だってアスカに教えられたもんね。



確かにその通りだと思った。



「フランス語でいいから教えて?」

「フランス!?ムリだな。アレは恥ずかしい」

「じゃあ…イタリア語」



一瞬だけこっちを見た雷さんは考え出した。