俺様のカゴの中

上だけ脱ぐと、留宇の手が胸に延びてきて心臓が苦しくなった。



「暖かい…。コレ…傷?」

「昔のな」



肩にあった古傷なんて忘れてた。



荒れてた時期があったり、何かとケンカ売られたりする俺。



目の上の小さな傷は大介さんに拾われる前のホスト時代。



考え事をするとその傷を触ってしまう癖がある。



そんな癖も、きっとこれから留宇にバレてったりして。



それが幸せだとか思えたら、俺が生きる意味はあったような気がする。



ひとりじゃねぇって、なんだかスゲー幸せだ…。



「留宇、そんだけ喋れんなら余裕だよな?」

「余裕なんてないよっ」

「じゃあ黙ってろ。喘ぎ声しか受け付けねぇ」

「喘ぎ声って…?あっ…ん~…」

「それだ」

「恥ずかしくてっ溶けちゃうっ…」



いちいちカワイイな…。



ホント、溶けそうな顔…。



いい女になるだろうな、留宇…。



「留宇、新境地見せてやるからあらがうなよ?」

「意味わかんなっ…やっ…くぅ…」



最高…。