ソファーに座る留宇から手渡されたピアッサー。



俺の仕事中、アスカと買いに行ったらしくて自分ではやれなかったとか。



「い、いいよっ!!」

「力抜け」

「ぬぬぬ、抜けない!!」

「じゃあ休憩」

「ぬぁ!?んっ…」



ガチガチの留宇にキスした。



留宇のカラダから力が抜けていく…。



久しぶりに俺からしたかも。



「雷さんっ…」

「いくぞ」

「えっ…?ちょっ…いったぁっ…」



なんか…エロい…。



留宇の痛そうな顔なんて初めて見たし。



さて、もう一個。



「ヤダヤダヤダ!!心の準備ができてないっ!!」

「一気にやっちまえよ。根性ねぇな」

「だって痛いっ…」

「ほら、そっち向け」

「えっ!?本当に!?」

「早くしろよ。開けてやんねぇぞ」

「あうっ…我慢するぅ…」



留宇の耳に開けたふたつの穴。



それすら愛おしく思えて。



「どうだ?」

「痛くて頭おかしくなるぅ~…」



やっぱり誰にも渡したくねぇと再確認した。