俺様のカゴの中

新島の会社を出て向かった淳平のいるショップ。



まだ開店前で看板はcloseになってる。



裏から入ると作業中の淳平。



「久しぶり」

「雷!!休み!?」

「あぁ、1ヶ月ぶりにな」

「PC覗いて!!頑張ってっから」



売り上げや他のことも淳平に任せきりになってる。



多少心配はしてたものの、経営状況はまずまず。



これなら大丈夫だな。



「お前に店やるか?」

「えっ?完全に?」

「手がまわんねぇからな。こんな感じだと大丈夫だろ」

「くれんのはありがたいけど不安」

「手なら貸す。淳平の腕なら大丈夫だ」



淳平と立ち上げた店を手放すのは惜しいと思ったけど、今はこれがいちばんいい。



淳平も俺ばっかり頼らなくなったし。



これでいいんだ。



「やってみる…」

「頑張れ」

「頑張る」



クラブはまだ俺がオーナーだけど。



駿には任せらんねぇしな。



「でも…雷と疎遠にだけはなんねぇから」

「当たり前だ。デカくしろよ、淳平」

「おぅ!!」



よし、迎えに行くか。