俺様のカゴの中

留宇にボディガードが着いてたのはそういう意味もあったんだろうし。



とにかく狙われやすい制服だということだけは確か。



「なんかあったら虎宇呼べ。ちなみに淳平も駿も力貸してくれっから」

「子供扱い…してほしくないんだけどな…」

「子供扱いなんてしてねぇよ。大事にしてんの」



ギュッと抱きついてくる留宇。



早く帰ってこよう…。



「出張の準備する」

「うん」



スーツやら仕事道具やら。



いろいろ詰めたら結構な量になってしまった。



留宇に生活費置いてかねぇと。



結婚するまでは新島の親父が責任を持つと言われたけど、あまり口出されたくなくて俺が面倒を見ると言った。



ケータイの名義も俺になってるし、留宇の学費は今学期まで払われているので仕方なく甘えてる。



その他は食費や生活費、学校の集金なんかも俺。



「留宇、生活できるくらいの現金置いて行く」

「こんなに使わないよ?」

「たまには贅沢して好きに使え。最近服買ってねぇだろ?」



ニコッと笑った留宇だけど、きっと使わないだろう。