俺様のカゴの中

シャワーから出て服を着ながら留宇の元へ行くと、目が赤くて泣いたのが明確。



やべぇな…。



「留宇」

「なぁに?」

「俺と結婚すんの、やめねぇのか?」

「やめない…。雷さんはやめたいの?」

「いや、くだらねぇこと聞いた」



こんな時、どうするのが最良の選択なのかわからない。



今までは時間なんて作れたけど、出張になったら確実にムリだ。



「ごめんな、留宇」



そう口が勝手に喋ると、俺の顔を見てからポロポロ泣き出した。



その涙を受け止めてやらなきゃ…。



咄嗟にそう思って抱きしめた。



「寂しいよな?」

「うんっ…。最近…ひとりっ…。でも困らせるのはもっとダメっ…」

「ワガママ言われたって困んねぇよ。どうにもなんねぇけど…思ってること吐き出せ」

「もっと一緒にいたいよ…。ご飯食べてっ…いろんなこと教えて欲しいのにっ!!雷さんなんて大嫌いっ…でも好き…」

「ははっ!!なんだそれ」

「スッキリした…」



寂しかったんだな…。