俺様のカゴの中

与えられたものを全部食った留宇は綿アメを大事そうに抱えて俺の後ろを着いてきた。



ジジイの運転手から聞いたらしく、社長室からは花火がバッチリらしい。



社長室に着くと、秘書と社員が数人。



「毎年社長室から見てるんです!!」

「そう」

「社長がダメだって言えば下から見ますけど」

「あぁ、構わねぇよ」



なんて心にもないことを言ったりして。



数人の社員が社長室の窓に寄ってった。



あわよくばエロいことしようと思ったのに。



「あれ?社長モテモテじゃん。俺も仲間に入れて~」

「呼んでねぇよ高宮」

「ふたりにして社長に襲われたら留宇ちゃんカワイそうだし」



どうやら専務は留宇がお気に入りらしい。



コイツも虎宇タイプで何考えてんのかわかんねぇの。



でも確実に仕事はできて、そして信用できると俺は思ってる。



「飲む~?花火っつったら酒っしょ」

「おっ、いい酒じゃん。どっから?」

「会長のデスクの一番下」

「バレたらクビだな」

「だな」



コーヒーカップでドンペリなんて贅沢な…。