俺様のカゴの中

どうやら祭りとは留宇には宝の山らしい。



「いい匂いがする~!!」

「お前には熱すぎて食えねぇぞ」

「これの材料小麦粉?」

「輸入した小麦と輸入したタコ」

「全部雷さんの会社の食材なの?」

「8割な。2割は地元の商店街に声かけて店出してもらってんだ」

「よくわかんない」



それでいいんだ、留宇は。



な~んにも知らねぇで俺んとこいりゃあいい。



いろんなことは俺が教えてやる。



「社長!!あちらで野田社長が探してました」

「あぁ、挨拶に行く」

「もしかして社長の…彼女さんだったりします?」

「まぁな」

「社長の言ってた意味、やっとわかりました~」

「余計なこと言うなよ、深見…」



俺を変態だと思ってんだろ…。



こんなガキに手ぇ出してって。



「秘書の深見です。社長にはお世話になってます」

「こちらこそ!!会社の雷さんとかよくわからないけど…無理してたら遠慮なく怒ってください!!」

「あははっ!!わかりました。では失礼します」



お前は母ちゃんか!!