俺様のカゴの中

【雷】



結納って堅苦しい…。



俺の全く知らねぇ熟年夫婦が仲人とかってヤツで、水引のついた何かが並んでて…。



わけのわからないうちに終わった。



そして今、留宇のオヤジと仲人の熟年夫婦がジジイの家にやってきてメシ食ってる…。



隣にいる留宇は何も話さず、黙々と料理を口に運び。



ジジイと留宇のオヤジは仕事の話をし出した。



「雷君、式の日取りは決めたのかね?」

「いえ、まだです。会社の方が忙しくなってしまい時間がなかなか…」

「立派な式になるんだろうね。なんてったって新島のお嬢さんをもらうんだからな」



まず、あんた誰?



仲人って何もん?



それに留宇は新島の娘じゃなく、ただの貧乳女子高生だ。



「留宇さんはご趣味とかあるの?」

「料理が好きです」

「いいお嫁さんになるわね~」



ニコッと笑って答える留宇はこういう時の対処法を知ってるんだろう。



正直、俺は限界が近い。