俺様のカゴの中

顔見てるだけで欲情しまくるので早々にクラブに足を運んだ。



「あたしが来てもいいの…?」

「帰りてぇなら送るけど」

「帰らない!!」



仕事してる俺を眺めるだけで楽しいのかね…。



その辺は聞かないでおこう…。



「留宇、腹減ってねぇか?」

「減った気がする…」

「好き嫌いねぇよな?」

「フォアグラが苦手!!」

「…………そんな高級品うちのクラブには置いてねぇよ」



やっぱり常識外れ…。



そこがカワイイとこでもあるんだけど。



フロアに出てなんか作らせることにした。



「さっきの雷さんの彼女?」

「もうすぐ結婚する」

「「えぇぇぇっ!?」」

「文句あんのか」

「ないです…」

「なんか適当に食わせろ」

「わかりました…」



近くにいたスタッフが超ビビってたけど。



ウソついてまで留宇を隠したいとは思わねぇ。



留宇を待たせたままのオフィスに戻った。



「なにやってんだよ…」

「あれ取りたい!!」



作り付けの棚にある酒を取りたいらしい。