俺様のカゴの中

そして2日後、時間を作ったと雷さんに言われて堂々と雷さんのお迎え。



「本日中にお返しいたしますので」

「あら?お泊まりでもいいのよ?」

「いえ、お母様といれる時間がわずかと聞いたので」

「ありがとう、藤間さん…」



雷さんが雷さんじゃない~!!



その笑顔はどこで覚えたの!?



なんか…違う人だよ…。



久しぶりに雷さんの車に乗り、近くのコンビニで止まった。



ハンドルに頭を置いた雷さんはそのまま深いため息…。



「雷さん…?」

「バカか、クソが」



へっ!?



メガネを外してそれを後部座席にポイッと投げた。



手で髪をグシャッとして…。



「いつもの雷さんだ…」

「お前んちマジで堅苦しいな」

「へへっ…」

「飲み物買ってくる」



雷さんが買ってくれたのは初めて見る赤い飲み物。



炭酸入ってる…。



久しぶりに嗅いだ雷さんのタバコの匂い…。



落ち着く…。