俺様のカゴの中

すでに着物は着てなくて、自分の部屋のベッドの上。



「雷さんはどこ!?」

「いるよ、母さんとお茶飲んでる」

「聞きたいことたくさんあるの!!」

「留宇!!母さんにもバレちゃダメだから。念には念を」

「わかった!!」



部屋を取びだして向かったリビング。



雷さんが紅茶飲んでる…。



「留宇!!もう平気なの?」

「だ、大丈夫…」

「倒れたこと、あの人には黙っておくわね?」

「ありがとう、お母さん…」



それよりも雷さん…。



カップをソーサーに置いた雷さんはまたメガネをかけてる。



似合ってるんだけど笑っちゃいそう…。



「大丈夫ですか?」

「ご迷惑を…おかけしました…」

「いえ、幸せそうな顔してましたよ」



そう言われて急に恥ずかしくなって。



顔が熱いよ…。



「留宇さんさえよければこの縁談を進めたいのですが」

「へっ!?」

「私と婚約していただけないでしょうか」

「は…い…」



雷さんじゃないみたい…。