俺様のカゴの中

早くふたりになりたかった。



聞きたいことが山ほどあるの…。



襖が閉まってふたりになった時、やっと目が合った。



「馬子にも衣装って言うけど、似合わねぇな」

「雷さんこそ…そのメガネなんなの…」

「虎宇が少しでも出来る男に仕上げてけってな」

「虎宇…?虎宇は知ってたの?」

「首謀者は虎宇だから」



虎宇が仕組んだお見合いだったの!?



だから最近あたしを避けてたの?



「言ってくれたら…よかったのに…」

「実際どうなるかわかんなかったから言えなかった。期待させて裏切ったら辛いのは留宇と虎宇だしな」

「ビックリしたよ!!」

「ははっ!!言っただろ、さらってやるって」



泣きそう…。



嬉しすぎて泣きそうだよ…。



「まさか留宇が俺を捨てて食品会社の息子と結婚するとは思わなかったけど」

「それはっ…意地悪言わないで…」

「意地悪ねぇ~…。で、どうする気だ?俺の決意はコレ。でも俺は留宇の逃げ場になるつもりはねぇよ」



どんな意味?