俺様のカゴの中

きっとすぐ会える。



そこら辺は虎宇が段取りを組んでるはずだし、藤間のジジイも了承済みのことだ。



「雷さんは好き?」

「なんで言わなきゃなんねぇの?」

「この前愛してるって言ったじゃん…」

「そういう意味じゃねぇよ…。俺なりに愛してやってるって意味だ」

「違いがわからない…」

「なに言わせてんだコラ」

「へへっ…。元気出た…」



声が安定した。



不安のまっただ中にいる留宇を今すぐ抱きしめたい…。



でも今はダメだ…。



今は俺も我慢時。



虎宇からの連絡を待つしかねぇんだよ…。



「夏休みも終わるんだな」

「学校どうなってるのかな…。お母さんに聞いてみなきゃ…」

「とにかくお前はちゃんとメシ食って寝ることだな」

「いい子にしてるから…ご褒美ちょうだいね?」

「あぁ、期待しとけ」



留宇と電話を切って眠気覚ましに窓を開けた。



涼しくなった空気が秋の訪れを知らせてる。



さて、一仕事。