俺様のカゴの中

まずこのじいさんは虎宇に絶大な信頼を寄せている。



それはきっと虎宇がこのじい様と本当の信頼関係を築いてるから。



何者だよ虎宇は…。



「で、俺はこれから氷流から『藤間』(トウマ)になるわけか」

「そうだな。私の息子だ」

「孫ぐれぇ離れてんだろうが」

「減らず口ばかり叩くな。この能無しの若僧が」



いてぇっ…。



杖で殴ることねぇだろクソジジィ!!



まぁ能無しってのはマジかもしれないが…。



「お茶」

「はいはい…」



熱いお茶を淹れ、ジジイに持ってった。



ってか俺の大事なクラブとアクセショップはどうなんだよ。



「やべぇ、俺行くわ。時間だ」

「好きにしろ。そして儲けて来い」

「あぁ」

「ふっ…」



また鼻で笑いやがった!!



ジジイの会社を出て、向かった自分のクラブ。



マズいな…。



睡眠時間が全くねぇぞ。



それに大介さんに頼まれた店もある。



なんで俺ってひとりしかいねぇんだよ…。