俺様のカゴの中

どうやらケータイで風邪の時の対処法を検索してたらしい…。



「タオル冷やして来る!!」



やけに張り切っちゃってんじゃん…。



素直に帰ればいいものを…。



水を飲み干し、テレビをつけた。



字が霞んでるしフラフラするし…。



病院行ったのによくなんねぇじゃねぇか。



「横になってて!!」

「はいはい…」



留宇に怒られてソファーに横になった。



看病でやる気出すなよなぁ…。



頭に置かれた濡れタオルは意外にも気持ちいい。



冷たい留宇の手も気持ちよくて、留宇の手をとり自分の首に当てた。



具合がわりぃ時に誰かいるって…ちょっといいかも。



「熱いよ…」

「熱なんて4年ぶりだ」

「辛い?」

「死ぬかもな」

「えっ!?ダメ!!病院行こう!?救急車呼ぶ!?」

「死なねぇから騒ぐな…」



冗談が通じなくて言ったことを後悔。



今日の留宇はやたら怒る…。



俺が黙ってたからだろう…。