俺様のカゴの中

【雷】



こんなにひどい風邪は今までひいたことがない。



疲れてるからだな…。



カラダが動く気がしない。



頑張りすぎたか…。



重いカラダを無理矢理起こすと吐き気がした。



こんなの気の持ちようだ。



薬を飲もうとリビングに出るとケータイと睨めっこしてる留宇。



まだいたのか…。



「大丈夫!?」

「あぁ」

「寝てた方がいいんじゃ…」

「薬…」

「あっ!!ここ!!お水持ってくるから座ってて!!」



ソファーに座ると慌ただしく薬と水を持ってきた留宇。



カラダが熱くて水がうめぇ…。



「えっと、まず熱計るの」

「大丈夫だから帰れ…」

「今日は帰んない」



軽く睨まれた。



何気に頑固だからな…。



「体温計、どこ?」

「そこ…」



体温計を手渡され熱を計った。



下がってねぇな…。



「何度?」

「8度ちょい」

「見せて?」

「あっ、消した」



9度近いことは黙ってよう…。