俺様のカゴの中

起きあがるのも辛そう…。



あたしが着替えさせてあげるから!!



残りのボタンに手をかけ、全部外した。



「積極的だなオイ…」

「ベルト…外れない…」

「そこは俺がやるっての…。冷蔵庫にある水持ってこい」

「わかった!!」



リビングに出てキッチンへ。



冷蔵庫で冷えてるペットボトルの水を1本取り出した。



ベッドルームに戻ると着替え終わってる雷さん。



「お水…」

「ん…」



目が虚ろで本当に辛そう…。



息も荒い。



「何しにきた?」

「触りに…来たの…」

「スゲータイミングだな。チクったのは淳平か…」

「なんでわかったの!?」

「似合ってんな、その青」



ブレスレットか…。



具合が悪くても雷さんの洞察力は健在らしい。



「わりぃな、構えねぇ…」



そう言ってパタッと横になった。



今にも寝そうな雷さんのオデコに触れた時、本当に怖くなった。



あたしに看病がつとまるんだろうかと…。