俺様のカゴの中

笑いながら帰って行った駿さん。



薬は病院で処方されたヤツみたいでホッとした。



静かになった雷さんの部屋…。



音を立てないようにベッドルームのドアを開けると、ベッドの上にはスーツ姿のまま眠ってる雷さんがいた。



寝苦しそう…。



だってネクタイまでしてるんだもん…。



緩んでるネクタイに手をかけ、解こうとしたら逆に絞まってしまった。



「殺す気かよ…」

「申し訳ないです…」



結び目に手をかけた雷さんはいとも簡単にネクタイを解いた。



起こしてしまいました…。



「留宇、コイツ引き抜け…」

「う、うん…」



シャツからスルスルとネクタイを引き抜いた。



ボタンを3つ外した雷さんは力つきたらしい。



やっぱりこのままじゃ窮屈だ…。



「着替え、どこ?」

「洗濯機の中で乾燥したまま」

「今持ってくる」



バスルームにあった洗濯機の中で乾燥されてる雷さんの部屋着。



それをもってまた戻った。