夜明けを待って

物凄く寒くて目を開けると、居間の机に伏していた。


季節は12月。


もぅすぐクリスマスが来る。


窓の外に目をやると、外は明るくなりだした位かな、そんな所だった。


時刻は午前五時。


「またあいつの夢かい」


独りごとを呟いて、煙草に火をつけた。