「一輝?具合でも悪いの?」 「…俺、晩飯いらないわ。」 そう一言だけ言って 部屋に戻った。 部屋に入ってすぐさま、着信音が鳴った。 「…和也だ。 ……もしもし?」 『あー、一輝?今何してる?』 「何もしてないけど?」 電話どころじゃねぇっつの… …和也に言ってみるか。 「なぁ、和也。お前美亜のこと好きだったよな?」 『あ?もうとっくに諦めてるよ。』 …は?