星をじっと見つめすぎたせいで 俺も直も目を閉じても星が瞬いていた。 宿に戻った俺と直は、さっとシャワーを浴びて、 ふとんに転がった。 「疲れたぁ・・・やっぱ、海に入ると疲れんな。」 俺と直はふとんに寝転んで、今日一日の思い出を振り返る。 直と一緒に見たたくさんの魚達。 魚に触れたときのあの気持ち、直と一緒に味わえて良かった。 直の膝で眠った昼寝。 実は直の夢を見ていた。 星の下でのプロポーズ・・・ 何もかもが忘れられない思い出だった。