私とゆかりは夜中の3時くらいまでずっと話をしていた。 こんなにも深い話をしたのはもしかしたら初めてだったのかも知れない。 自分の弱さや醜さを、お互いに見せ合った。 ますますゆかりが好きになった。 そして、ますます先生が好きなんだなって思えたんだ。 それはゆかりも同じだった。 いつの間にか笑顔になった私達は手を繋ぎながら眠った。 その翌日、先生の粋な計らいによって、ゆかりとたっくんは仲直りすることができた。 川沿いのお洒落なカフェで4人でランチを食べたっけ。 ◆◆◆◆◆◆