先生が先に眠った。 私は携帯電話の画面の明るさを利用して、日記を書いた。 思い出せる全ての嬉しい先生からの言葉を書き留めた。 いつか読み返そう。 その時の先生の照れた顔を想像すると、なんだか泣けてきた。 ありがとう、先生。 「かずと…」 先生の寝顔にそっとキスをして、私も眠りについた。