「あ~!良かった!ハンカチに包んでたおかげで無事だよ!」 先生は、安心したように星の砂と貝殻を私に見せた。 そして、またポケットへ入れる。 「あ!!俺の海パン…やばくねぇ?」 先生は、自分の下半身に視線を落とし、恥ずかしそうに砂の上に寝転んだ。 もちろんうつ伏せで… 思い出しちゃうね。 高校2年の夏、水泳の補習の時、更衣室で先生が言ってたよね。 『俺、海パンになれねぇや…』ってね。 かわいかった先生。