love letter




一度目は

専門学生時代の夏



バイトが数日間休みになり、

久しぶりに地元に帰った夏休みの時だった



なんだか落ち着かなくて、夜道を一人で歩いてると

通り過ぎた車が突然止まった




「マーちゃん!」



名前を呼ばれた私は、驚いて振り返った



車窓から懐かしい男子の顔が見えた


そして、その中に矢田くんが居た