「やっぱ、まずいんだな。俺たち」


そう言った西原に、ゆっくりと頷いた




”イケない関係”




その事を認める事が辛い


けど、二人の中に同じ想いがある事を知って、嬉しかった





「よく、わかんないよ」


「うん、わかんねー」





わからないことがいっぱいだったね

私たち





名のない色の中で


名を求めてた