ある日、

いつも久美の傍に居た百合が、話しかけてくれた


「西原くんとは今どうなってるの?」




私は、思ってる事を少しずつ言葉にした


たぶん、とても解り難かったと思う私の話を、典子と百合は真剣に聞いてくれた




「”自分の気持ちがわからない時”ってある」


そう言ってくれた百合の言葉に

どんなに救われただろう



素敵な恋をしていた百合からの言葉


涙が滲んだ