何を言い合ったのか、覚えてない
たぶん、筋の通った言葉ではなかったと思う
ただ、心の中にあった思いをぶつけてた
互いの思いを当たり散らし、
互いを傷つけ合い、
傍から見たら酷かったと思う
だけど、今思うと
それを出来たのは西原だったから
西原だったからなんだ
「だったら付き合えば良いのか!?」
その言葉に、私はズキッとした
そんなふうに久美を想ってほしくない
そんなふうに私は思ってない
私は
何を言いたいのか
何を思ってるのか
自分で自分がわからなかった
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…